第30回 自分が幸せになりたいなら
幼い日、私はいじめられっ子でした。
殴られても言い返すこともできない意気地なし。
隠れて悔し涙を流せても、心のどこかで
誰かが助けてくれることを期待し
…わざと自分のつらさをアピールはしても、
自分で何とかしようとは、しませんでした。
そんなやつを…誰も助けてくれる筈もない…助けたくもない。
そんなことさえも、当時は全くわからなかったのです。
誰かに構ってほしいなら、誰かに助けて欲しいなら…
『皆が声を掛けたい、皆がそばに寄りたい人』にならねばなりません。