第36回 「えんとつ町のプペル」を観て
西野亮廣(にしのあきひろ)さん原作の絵本の3Dアニメです。
予告編を観たとき「またお子様向け」正月アニメか?
…と思っていました。
一番近い映画館で、正午から1時間50分ほど経過した後、
私はすっかりこの映画に魅了されて
いました。
「希望」を持ち続けることのむずかしさ。
そして「希望」を「実現」する代償
…大人が正しいと信じる「善意」が、あるとき「支配」に変わる恐怖。
この絵本(映画)は、現代の大人こそ観るべき…そう思いました。
子供が大人に変わるとき、それは何がきっかけに
なって変わるのでしょう。
私は「子供時代」の夢や希望を「諦める」ことが大人になることだ
…とは思いません。
でも、子供時代の「夢」を大人になった今、皆さんは大声で言えるでしょうか?
この映画はこう訴えていました。
「信じぬくんだ。たとえひとりになっても」