ガンマリズム

脳を進化させる周波数

前回は、瞑想すると脳の容積が増える事実と、その現象がガンマ波と関連しているらしいことを紹介しました。今回は、その裏付けについて迫ってみます。

脳の容積が増えるということは、脳細胞が成長しているはずです。
脳細胞などの神経細胞には樹状突起があって、これが他の脳細胞と連絡する接点の役割を持っています。
(参考資料 https://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120613_3.htm

樹状突起が増えれば、脳細胞間の連絡は密になり、脳の活動レベルは上がってゆきます。つまり進化します。

瞑想の習慣で脳が若返ったり、脳の容積が増えるということは、ガンマ波の振動が樹状突起を増加させている可能性があります。
その事実関係を調査したところ、神経に与える振動と樹状突起の成長速度の関係が広島大学で報告されています。
40Hzの音波振動を神経に与えると、樹状突起の成長速度が3倍になることが確認されています。
(参考資料 http://harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/pu-hiroshima/detail/489420091201091523

人間に限らず、他のの乳類や他の生物も、40Hz近辺の周波数で神経が共鳴することが確認されているのですが、その理由は未だに謎です。メカニズムを解明しようとしている研究者等は、コンピューターの情報処理の基準振動が水晶発振器のクロックから生み出されるのと同様に、ガンマ波振動が神経の情報伝達のクロックであると考えています。
(参考資料 https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/heisei10/pdf/c-3-08.pdf

40Hz近辺の振動は、iPSなどの幹細胞の分化にも関わっているようです。
幹細胞に40Hzの低周波振動を与えると神経細胞に分化することが報告されています。
(参考資料 https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0024320512000859)