第60回 「エクボランド」が目指す世界(3)
当たり前が、当たり前に行われる世界。これが私が目指す「エクボランド」です。
例えば、電車で誰かが苦しそうにしていたら、『大丈夫ですか?』と声をかける。
…これが昔は、普通でした。
今、どうですか?
電車の中で誰かが苦しそうにしていたら
『コロナかもしれない!離れよう!』
となるのではないでしょうか?
おかしいですよね。
私は国へ意見して「政治」を変えようとする皆さんをすごいな…
と思います。必要なことだと思っています。
でも、それは私の仕事ではないのです。
私は、技術や製造の人間です。
つまり人が使う道具や技術を生み出す側なのです。
だから、迷わずその道を選びました。