大気圧プラズマ001

細胞を初期化する刺激

大気圧プラズマという技術をご存じでしょうか。
高電圧放電で生み出された青紫色に光るガスビーム・・・これを弱った細胞に当てると、突然初期化(卵子に近い初期状態に戻る)が起こり、活発な分裂が再開するという技術です。

脳細胞が再生することを日本の科学者が発見したことがきっかけで、広く知られるようになりました。

医療で使用するために、動物実験が行われている最中ですが、美容関係の分野では、すでに使用され始めています。皮膚のシワやシミが劇的に消えるということで、従来の美顔技術ではとても実現できなかったことが大気圧プラズマの照射で可能になりつつあります。物質にエネルギーを付与すると、個体→液体→気体と姿を変え、さらに上の段階、つまり「プラズマ」状態になります。プラズマは非常にエネルギーの高い状態ですから、熱くて触るとやけどするというのが常識ですが、大気圧プラズマには触れてもやけどをしないといいます。

エクボでは、2023年から大気圧プラズマ装置の開発に着手しました。このブログでは、開発の過程を画像でご紹介してまいります。

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